CAREER UP
STORY

部下の自信に満ちた表情が自らの喜び。
課長として、新たなやりがいに出会う

商社
課長
栗原 健 2005年入社
2005年(1年目)
入社。繊維事業部事業管理部(名古屋)に配属。主に貿易業務に携わる。
2007年(3年目)
繊維事業部アパレル第二部(大阪)へ異動。アパレルブランドへの営業を担当。
2009年(5年目)
語学留学制度で、1年間フランスにてフランス語を学ぶ。
2010年(6年目)
繊維事業部アパレル第一部(東京)へ異動。アパレルブランドへの営業を担当。
2018年(14年目)
生活関連事業部営業第三部一課の課長に昇進、現在に至る。

新規取引先の開拓にチャレンジ。
本気で取り組めば、必ず応援してくれる

私が所属する生活関連事業部営業第三部は、国内の大手アパレルブランドに対してOEM/ODMで製品の供給を行っています。お客様への製品の企画提案から始まり、生産する工場の手配や品質の管理、そして納品まで、ビジネスの全工程に携わる部署です。ほかにも、日本のブランドを海外へ発信する役割も担っており、海外での展示会にお客様のブランドを出展するコーディネートなどをしています。私は課長として、チームメンバーごとの目標設定や達成に向けたサポートなどを行っています。
入社3年目に営業職として独り立ちしてからは、率先して新規取引先の開拓に取り組んできました。経験もほとんどない私のチャレンジを、最初のうちは周囲も「本当にできるのか?」という怪訝な思いで見つめていました。しかし、とにかく行動し、粘り強くお客様と面談を重ねていく私の様子を見て、上司や先輩は徐々に応援してくれるようになりました。本気で取り組めば、必ずサポートしてくれるのが興和です。それを実感できたことが、その後の挑戦にもつながっていきました。

35歳の若さで課長に就任。
任せることの難しさを乗り越え、
部下の成長を後押しできるように

入社6年目に東京に異動後も、新規開拓に軸足を置いて営業活動を行いました。新たな取引を開拓し、まとまった規模のビジネスに成長させ、そのお客様を後輩に引き継ぐというサイクルを繰り返すことで、私を中心として1つの営業チームができあがっていきました。入社14年目には、35歳で課長に就任。当時の35歳というのは、社内ではかなり早い段階での昇進でした。
課長の役割は、部下の能力や志向などに合せた適切な目標を設定し、達成に向けた支援を行うことです。一方で、部署全体としての売上目標を達成するというミッションもあります。数字を達成するだけなら、私が前面に立ってお客様と接した方が早いです。しかし、それでは部下は育ちません。もどかしい日々が続きました。
転機になったのはコロナ禍です。さまざまな制約の影響もあって、否応なしに部下に任せざるを得ない状況になりました。不安も大きかったのですが、想像以上にメンバーのみんなは創意工夫をして難局を乗り切ってくれました。そして、目標を達成してくれました。振り返って思うと、もどかしさを感じていた頃の私は、心の中で部下を信じ切れていなかったのかもしれません。取引先から帰ってきた部下たちは、商談の様子や成果をうれしそうに語ってくれます。そのときの自信に満ちた表情を見ることが、売上の数字以上に、今の私にとっての喜びになっています。

若手こそ意思決定の中枢にいるべき。
自らが結果を出すことで、
後輩へバトンをつないでいきたい

実は、できるだけ早く課長になりたいと思っていました。程度こそ違え、興和も含めて日本企業には、まだまだ年功序列など昔ながらの風土が残っています。それを変えたいと思っていたからです。そして、変えるためには役職に就く必要があると考えたからです。
現在のようなめまぐるしく変化する社会では、柔軟な対応力を備えた若手こそが意思決定の権限を持つべきだと考えています。幸いにも私は、その役割を与えてもらえました。私が頼もしい後輩たちを育て、なおかつ部署としてもしっかりとした結果を残していくことで、「もっと若手を登用しよう」という機運が高まるはずです。若くして管理職に就く人が後に続くことこそが、私の使命だと考えています。もちろん私自身も、次のステップを見つめています。より広い視野で意思決定できるポジションに就き、若手が活躍できる興和、変化に強い興和を作っていきたいです。

2つの“ON”で相乗効果!

仕事の“ON”

休日のリフレッシュが仕事へのエネルギーに

休日に家族と充実した時間を過ごし、心身ともにリフレッシュすることで仕事にも新たな気持ちで臨むことができます。旅行や家族の話題は、チームメンバーや取引先とのコミュニケーションの糸口としても役立っていますね。

プライベートの“ON”

家族との時間が一番のリラックス時間

旅行や近所へのお出かけなど、休日は家族と過ごす時間を大切にしていています。成長する子どもの姿が大きな心の支えになっています。

所属部署や掲載内容につきましては取材当時のものです。