生まれ故郷である愛知県に本社がある企業を探すうちに、興和の存在を知りました。景気の波に左右されにくいその事業の幅広さに惹かれ、さらに企業理解を深めていく過程で社内システムを扱う仕事に興味を持つようになりました。たくさんの人と関わりあいながらシステムをつくりあげていく面と、一人でコツコツ作業を進める面との2つの面が楽しめて、自分の性格に合っていそうだと感じたからです。
会社と仕事、そのどちらも魅力的だったことが決め手となり興和への入社を決意。希望通り、社内システムを扱う部署に配属され、現在は主に会計・人事・給与・勤怠を管理する各種システムの開発・保守・運用を担当しています。
近年は働き方改革の推進により各種法律が改正され、それに伴い社内制度も刻々と変化しています。その細かい変化に対応するため、ITベンダーさんが提供するサービスを採用する企業が増えています。もちろん当社も例外ではありません。そういった新システムの導入は数年がかりのプロジェクトになるので確かに苦労もありますが、同時に数千人の働き方を支えるシステムの基盤づくりに携われるというやりがいもあるので頑張ることができます。
今年の春から運用が始まった新しい勤怠システムの導入に2021年以降関わってきました。これは全社およそ3000人の従業員が利用するシステムで、社外のITベンダーさんおよび関係する各部署と調整に調整を重ね、ようやく運用スタートにこぎつけたという一大プロジェクトです。
従来のシステムから大幅な仕様変更がなされ、それに伴い操作方法も大きく変わりました。そうした変更点についての社内各部署への説明と理解促進、導入後の問い合わせ対応などのサポートも私たちの役割です。4人のメンバーで手分けして取り組みましたが、導入試験中に想定外の事態が起こるなど苦労も多々ありました。現在は稼働が始まって数か月が経ちますが、「分かりやすくなったよ」など喜んでくれる方も多くいてホッとしています。
面白かったのは、最前線で研究開発に携わる技術者の方から、他の部署では誰も気づかないような細かいシステムの変更点について問い合わせが入ったこと。さすが!と感じました(笑)。他にも商社機能を持つ事業部から「海外時間にはどう対応していますか?」と聞かれたこともあって、改めていろいろな人が働いている会社だということを実感できて楽しかったです。
社内システムの開発・保守・運用
人事給与システムは人事部、総務部、給与管理部課と、会計システムは各事業部の管理課と関わることが多いです。勤怠システムは全社のさまざまな部署から問い合わせが入りますし、社外のITベンダーさんとのつながりもあって、さまざまな人たちの価値観に触れながら働くことができます。
私にとって「面白いかどうか」は重要な指標です。大学時代も面白そうな先生や研究があれば飛び込こんでいきました。興和を選んだのも面白そうな仕事ができそうだったから。いろいろな人と知り合える面白さ、JAVAなどのスキルが身につく面白さなど、入社前にイメージしていた通りの仕事ができていると実感しています。
オンとオフは完全に別です。家に仕事を持ち込まないよう意識しています。仕事で気になることがあっても週末はできる限り忘れて趣味の時間を楽しみます。愛車でドライブに出かけたり、飼っている動物と遊んだり、大好きなブランドの新作を探しに行ったりしています。その方が仕事にも打ち込めると感じています。
所属部署や掲載内容につきましては取材当時のものです。